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ことばの発達

誕生~1歳:3ヶ月ごろからなん語が始まります。「ぱぱ」「ぶー」など意味を持たないお喋りです。

1歳~1歳半:意味のある1語文を話します。「ママ」「パパ」「ワンワン」などです。この頃指差しがでてきます。

1歳半~2歳:「ママ あっち」「ぶーぶー きた」など2語文がでてきます。

その後、階段を駆け上がるように「ことば」が増えていきます。 言葉の発達の仕方は、なんとなく分かっていればOKです。

今回は、「じゃあどうしたら言葉を育てることができるの」ということを考えてみます。

手を使った遊びや基本的な生活習慣、そして何より親子で経験する数々の体験がことばを育んでいます。
ことばの発達が気になるときは、一緒に遊ぶ中で、子どもさんの気持ちや私たちの気持ちを『ことば』で表現してみてください。「かぜってつめたいね」「今日の雲、おもしろいね」など身近なことからね。


困った言葉へのかかわり方

さて、子どもたちが使う言葉に私たち大人が困ってしまうことがあります。特に、「いやだ」「ばか」「うるさい」「死ね」「うんこ」などなど。

1歳後半から、少しづつこどもの中で、「イメージ」をする力がついてきます。例えば、家の中にいながら外のことを考えたりすることができるようになってきます。そして、「私」「ぼく」などの言葉を話せるようになり始める頃には、「自分」「他人」というイメージを把握することが可能になります。

このことと、「ばか」がどうつながるのでしょう?

「自分」のイメージが持てるようになってくると、「自分」と「他者」というイメージを様々な自己主張を通して、深めていくのです。そこでこの「ばか」という言葉です。 他者に「ばか」ということで、自分とは違う他者の反応を楽しんでいるのです。特に母親のことには何でも反対を唱えがちです。この時期を心理学の用語で、ネガティビズムと呼びます。つまり誰もが通る、成長のプロセスですね。お子さんが「ばか」と言い始めましたら、「おお、ちゃんと成長しているな~」と思ってくださいね。

キーワード :ガティビズム 自己主張


それでは、どのように関わっていけばよいのでしょう?

Aさんの家庭の例をお伝えします。 現在娘は3歳になりましたが、初めての「ばか」は1歳半のときに聞きました。何をしても「ばか」「ばか」「ばか」。おまけに「うるさい」「うるさい」。
私は、基本的には聞き流しています。こちらも疲れている時は、「お母さん、ばかって言われると嫌な感じがするよ」と、私の気持ちを伝えるようにしています。元気がある時は、その「ばか」という言葉で遊ぶようにしています。「あ!ばかって言うと、ばかやろう星人がやってくるぞー!!」とか「ばか、ばか、ばか、あれ?かばになっちゃった~!」など 場面転換の道具を何種類か用意しています。(これは1種類ですと効き目が薄いです)こちらが叱ってしまうと、子どもは叱られたことに対してまた反撃してきます。そうすると勿論親も反撃したくなるもの。後から振り返ると結局なんだったんだろうと思うこともしばしばです。


3歳をすぎた場合「ばか」などは?

3歳をすぎると、この「ばか」「うるさい」などは、子ども集団の中でお互いぶつかりあいながらその意味を学んでいきます。「ばか」と言われて腹を立てている子、「ばか」といわれしょげたり泣いている子、「ばか」といわれてどのような気持ちがしたか、相手はどんな気分だったかなど、子どもと話し合ってみるといいですね。 また、親子でぶつかった場合も、子どもに馬鹿にされたと思いがちですが、「ばか」と言われて嫌な気持ちがすることを伝えると共に、「ばか」と言えるように成長したのだなー、と喜べるようになりましょう。子どももだんだん「ばか」と言ってはいけないことが分かり言わなくなりますよ。

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